桜 in UK
2006年 05月 09日
桜=日本
ですよね? だけど、ここイギリスでも桜は珍しくありません。
ただ、いかんせん気候が日本と違ってまだ寒い (今朝は息が白かったです) ので、4月末くらいに咲き始め、週末に続いた雨のせいで、今が散り始め、といったところです。
私がホームシックにかかり、あるウェブページの梅の写真を見て泣いていると、ジェーン(先生)が、
「桜ならイギリスでも見られるから。」
といってくれたのですが、やっぱり日本で見る桜と、こっちで見る桜は違うんですよね。
こっちで見るものは、1本の桜の木が家の庭に植えてあり、日本で見られるような、視界が埋め尽くされるような桜ではないんですよね。
桜の種類もソメイヨシノじゃなくて、枝垂れ桜とか、八重桜とか、赤に近いピンクの桜とか、種類も何となく、「情緒」 と言う言葉からはかけ離れたイメージ。
やっぱり桜並木が美しいと思うのです。 もちろん満開の桜も美しいのですが、私は散る桜もかなりスキ。 満開の桜が散っていくはかなさの中にある美しさったら…
でもこの情緒、イギリス人には理解しにくいみたいですね。 アン(先生)に、桜はすぐに散るから好きじゃないと言われてしまったし。
ただ、風のせいかなんなのか、イギリスの桜は日本の桜より寿命が長い気がします。 これは唯一イギリスの桜のいいところ。
イギリスは今、「散り始め」。
by green_banana
| 2006-05-09 00:25
| イギリス滞在記