Que dia!!!
2006年 10月 28日
今まで生きてきた25年間の中で、一番 「一日を無駄にした!」 と胸を張っていえるのは間違いなく今日でしょう。
丸一日、使用と思っていたことが何一つできなかった。 もちろん今までにもそんな日はありました。 が、今日は別。
今日は滞在許可証を申請しに警察署へ行きました。 スペイン語ができない私のために、マルもついてきてくれたんです。 仕事を休んで。 そして朝9時に警察署へ着くと、ソコにはすでに長蛇の列! 時には、横入りする中国人vs並んでいる人たちの口論もありつつ、なんと警察署内にたどり着くまでに待った時間は
7時間!! ありえねー。
申請に必要な書類は電話で確認していたし、家に出る前にちゃんと再確認したので、間違いはない…ハズだった。 なのに、なのに、申請は
…受け付けられず…
で、マルが半切れ…3/4ギレぐらいで詰め寄った。
「こっちはちゃんと確認してきてるんですよ! ここにそのメモもあります! 持って来いと言われた物を持ってきて、7時間も待たされた挙句、不可とはどういうことですか! ちゃんと情報を確認してください!!」
と、まさに机を叩きそうな勢いで詰め寄ったところ、こんな結果が帰ってきました。
● とにかく書類自体は不備なので受け付けられません。 次は○曜日の○時にもう一度来て下さい。 そのときは並ばずに入れるようにします。
といって、その旨を記した紙を渡された。 彼曰く
「コレでもう1回並べって言われたら、多分あの係員を殴ってた…」
らしい。 でも本当に7時間は長かった! スペインの役所の手際の悪いこと悪いこと。 まぁ、それはまたいつか詳しく書きたいと思いますが、とにかく今回並んだのはイミグレーションのオフィスだったため、並んでいる人はみんな移民か留学生。 なので扱いも荒い。 そしてイミグレの列にただ一人ならんだスペイン人。
「今だけ、スペインを捨ててしまいたい…恥ずかしい…」
としきりに言っていた。
そして7時間トイレに行かなかった彼。 そっこう、近くにあった 「Bocata」 というチェーンのボカタ屋さんに駆け込んでトイレ。
私が注文しようとしたら…通じない。 それは仕方ないとして、相手が眉間にしわを寄せて一言
「Are you ordering or not?」
これ、かなりカッチーーーーーンとくる言い方。 もし言ったのがネイティブの英語スピーカーだったら、「ケンカ売ってんの!?」 ってなったと思う。
英語が苦手なんだろうとムリから自分を納得させるも、かなりイライラ。 タダでさえイライラしていたので、私もケンカ腰だったのでしょう。 トイレから出てきたマルがその様子を一目見て、ケンカしてると思ったらしい。…ただ注文しようとしてただけなのに(笑)
そして 「Fnac」 で買い物をし、帰ろうと Plaza Catalunya の駅に着いたら
「ただいま線路内で人身事故が起こったため、L'hospitalet~Plaza Catalunya で運行を見合わせます。 不便をおかけしますこと、お詫び申し上げます」
的なアナウンス。 「げーーー!」 と顔をしかめるうちの彼。 そして、次の駅の 「Arc de triomph」 から電車に乗ることに。 そしてこれが最大の失敗。 ものすごい混雑…。
実際あの程度の混雑なら日本のラッシュで慣れているのですが、いかんせんこっちの人間があれほどの混雑に慣れていないため、要領が悪い、周りのことを考えられない、スペースの作り方を知らない、と言う 「ないないづくし」
要領が悪い、スペースの作り方を知らない、と言うのは、 「超満員の電車に自転車やドでかいスーツケースを乗せる」 とか 「奥に詰めない、ドアの側に固まる傾向がある」 とかいうことです。 ドア付近は、人が落ちそうなほどパンパンなのに、通路はガラ空き。 というのも、通路に立ってる人が、ぜんっぜん奥に詰めないんですよね。
(乗れなかった)2本目の電車に乗ろうとしたとき、マルが
「奥、空いてるんだから詰めてくれよ!!」
と怒鳴ったんですが、奥の人からは何も返事が来ず、落ちそうになってる人たちから 「もうムリだよ。 スペースがないから乗れないよ!」 という返事。 そりゃあなたたちはそうですよ。 見れば分かりますよ。 だからこそ奥が空いてるって言ってるんじゃないか!!
そうこうしてるうちに、電車が発車。 私たちは乗れず。 ここでマルがキレた。 どんっ!! と電車を蹴り、それだけでは済まず、ばんっ!! とグーで殴る。 中の人たちはびっくりしてこっちを見ていたけど、そりゃ切れるよね…だけど、物にあたる人は私は嫌いです。 が、今の彼に何か言うと大喧嘩になるので心頭滅却。
警察署で7時間も待たされた挙句、電車が動けないからって次の駅まで歩いて、さらに30分ほど待って、やっと来た電車に2回も乗れずじまい…向かいのホームには2分に1回くらい電車が来ていたのでそれが余計にこっちのイライラを掻き立てるんですよね。
さらに30分ほど待って、電車が3本続けて全然違う方面行きの電車。 実際、私たちの乗る路線が一番混むのに全然来ず、ガラ空きの電車ばっかりくる。 ウチの彼がまたまたキレてオフィスに行くも閉まっている(怒) 他にも困っている観光客らしき人がいたので、彼はドアをバンバン叩いて、職員を強引に呼び出してしまいました。 そして
「○○行きの電車は来るんですか!? しかもさっきから2回も電車に乗れなかったんですよ! もっと置くに詰めてくれとか何とかアナウンスしてもらえないんですか?」
と詰め寄る。 ちなみに、アナウンス云々は日本の、「中ほどへ一歩お詰め下さい」 のアナウンスを参考に私が提案(笑) 職員は 「それは私の管轄外なのでできませんが、電車のドアを長く開けておくようにはします。」 と言った。
次に来た電車は私たちが待っていた電車で、超満員。 今度こそは乗り過ごすまいとホームに入ってくる電車の扉の位置にあわせて走る(笑) こっちの電車は日本の電車と違って停車位置が決まってないんですよ。 今日彼に聞いて始めて知りました。 私と彼は半ば強引に乗り込む。
何とか乗り込めた私たち。 そしてまだ乗ろうとしているほかの乗客。 またまた半分切れている彼が怒鳴る。
「(ピー:放送禁止) もうちょっと詰めろよ!! それぐらいのスペースあるだろ!!」
そしてのそのそと一歩詰める通路の乗客。 入り口付近はまさに鰯、いや、ゴンズイのような状態になっているのに、通路の人は新聞を広げて読んだり、のんきに携帯をいじったりしている。 滅多にプッツンすることのない私も、これにはさすがにカッと来て、
「もう1歩でいいから詰めなさいよ!! スペースはあるでしょうが!! こっちはパンパンで危ないのよ! 他人のことも考えなさいよ!!」
と怒鳴る。 これがスペイン語だったら万々歳なわけですが、もちろん私にそんなことが言えるレベルがあるわけもなく、残念なことに英語。 一瞬その場が 「え???」 な空気だったらしい(←彼談:恥) んなこたぁ知らん。 言いたいことを言っただけ。 日本語で言ったら恐ろしく汚い言葉になりそうだったからやめた(爆)
そして私たちの前には、大量の服と大きなカバンを抱えたアフリカ系の家族がいました。 そしてその中のお母さんらしき女性も私の後押しをするような形で、何か行ったんです。 そしたら、突然みんながその人に集中砲火を浴びせ、パンパンのカバンを叩き、満員どうこうよりも罵り合いのようになってしまったんです。
で、その家族の女の子が私に、
「$&%#"`$@」 (閉所恐怖症の人がいるんだって。←彼、訳)
……ふざけんな……
こっちにだって、おるかも知れんやろ……
いい大人が自分のことしか考えられんのか!!!!! と心の中でマジぎれ。 どうせ言ってもムダだしね。 でもマルには愚痴り続けた。 多分、英語の分かる人が聞いてたら、私の人間性が疑われたと思う。 今までの人生で一番多く汚い言葉を使った日じゃないだろうか…
でもその後に芽生えた一体感は素晴らしいものでした(爆) 入り口付近の人たちの助け合い精神と一体感は、海外での経験として語るに素晴らしいものでした(笑) 言葉が上手く通じない人同士でも、一体感って感じられるものなのね… 人間って素晴らしい(笑)
そして何とかプレミアに着き、止めてあった彼の車に乗り込んだときの疲れ具合ったら…お互いしばらく 「疲れた…」 しか言えず、しばらくエンジンをかける気力もなかった(笑)
こんなワーストな一日。 後々ネタとして絶対に生きてくると思う! いい経験だぁな。 まったくもって、無駄な一日だったけど(笑)
丸一日、使用と思っていたことが何一つできなかった。 もちろん今までにもそんな日はありました。 が、今日は別。
今日は滞在許可証を申請しに警察署へ行きました。 スペイン語ができない私のために、マルもついてきてくれたんです。 仕事を休んで。 そして朝9時に警察署へ着くと、ソコにはすでに長蛇の列! 時には、横入りする中国人vs並んでいる人たちの口論もありつつ、なんと警察署内にたどり着くまでに待った時間は
7時間!! ありえねー。
申請に必要な書類は電話で確認していたし、家に出る前にちゃんと再確認したので、間違いはない…ハズだった。 なのに、なのに、申請は
…受け付けられず…
で、マルが半切れ…3/4ギレぐらいで詰め寄った。
「こっちはちゃんと確認してきてるんですよ! ここにそのメモもあります! 持って来いと言われた物を持ってきて、7時間も待たされた挙句、不可とはどういうことですか! ちゃんと情報を確認してください!!」
と、まさに机を叩きそうな勢いで詰め寄ったところ、こんな結果が帰ってきました。
● とにかく書類自体は不備なので受け付けられません。 次は○曜日の○時にもう一度来て下さい。 そのときは並ばずに入れるようにします。
といって、その旨を記した紙を渡された。 彼曰く
「コレでもう1回並べって言われたら、多分あの係員を殴ってた…」
らしい。 でも本当に7時間は長かった! スペインの役所の手際の悪いこと悪いこと。 まぁ、それはまたいつか詳しく書きたいと思いますが、とにかく今回並んだのはイミグレーションのオフィスだったため、並んでいる人はみんな移民か留学生。 なので扱いも荒い。 そしてイミグレの列にただ一人ならんだスペイン人。
「今だけ、スペインを捨ててしまいたい…恥ずかしい…」
としきりに言っていた。
そして7時間トイレに行かなかった彼。 そっこう、近くにあった 「Bocata」 というチェーンのボカタ屋さんに駆け込んでトイレ。
私が注文しようとしたら…通じない。 それは仕方ないとして、相手が眉間にしわを寄せて一言
「Are you ordering or not?」
これ、かなりカッチーーーーーンとくる言い方。 もし言ったのがネイティブの英語スピーカーだったら、「ケンカ売ってんの!?」 ってなったと思う。
英語が苦手なんだろうとムリから自分を納得させるも、かなりイライラ。 タダでさえイライラしていたので、私もケンカ腰だったのでしょう。 トイレから出てきたマルがその様子を一目見て、ケンカしてると思ったらしい。…ただ注文しようとしてただけなのに(笑)
そして 「Fnac」 で買い物をし、帰ろうと Plaza Catalunya の駅に着いたら
「ただいま線路内で人身事故が起こったため、L'hospitalet~Plaza Catalunya で運行を見合わせます。 不便をおかけしますこと、お詫び申し上げます」
的なアナウンス。 「げーーー!」 と顔をしかめるうちの彼。 そして、次の駅の 「Arc de triomph」 から電車に乗ることに。 そしてこれが最大の失敗。 ものすごい混雑…。
実際あの程度の混雑なら日本のラッシュで慣れているのですが、いかんせんこっちの人間があれほどの混雑に慣れていないため、要領が悪い、周りのことを考えられない、スペースの作り方を知らない、と言う 「ないないづくし」
要領が悪い、スペースの作り方を知らない、と言うのは、 「超満員の電車に自転車やドでかいスーツケースを乗せる」 とか 「奥に詰めない、ドアの側に固まる傾向がある」 とかいうことです。 ドア付近は、人が落ちそうなほどパンパンなのに、通路はガラ空き。 というのも、通路に立ってる人が、ぜんっぜん奥に詰めないんですよね。
(乗れなかった)2本目の電車に乗ろうとしたとき、マルが
「奥、空いてるんだから詰めてくれよ!!」
と怒鳴ったんですが、奥の人からは何も返事が来ず、落ちそうになってる人たちから 「もうムリだよ。 スペースがないから乗れないよ!」 という返事。 そりゃあなたたちはそうですよ。 見れば分かりますよ。 だからこそ奥が空いてるって言ってるんじゃないか!!
そうこうしてるうちに、電車が発車。 私たちは乗れず。 ここでマルがキレた。 どんっ!! と電車を蹴り、それだけでは済まず、ばんっ!! とグーで殴る。 中の人たちはびっくりしてこっちを見ていたけど、そりゃ切れるよね…だけど、物にあたる人は私は嫌いです。 が、今の彼に何か言うと大喧嘩になるので心頭滅却。
警察署で7時間も待たされた挙句、電車が動けないからって次の駅まで歩いて、さらに30分ほど待って、やっと来た電車に2回も乗れずじまい…向かいのホームには2分に1回くらい電車が来ていたのでそれが余計にこっちのイライラを掻き立てるんですよね。
さらに30分ほど待って、電車が3本続けて全然違う方面行きの電車。 実際、私たちの乗る路線が一番混むのに全然来ず、ガラ空きの電車ばっかりくる。 ウチの彼がまたまたキレてオフィスに行くも閉まっている(怒) 他にも困っている観光客らしき人がいたので、彼はドアをバンバン叩いて、職員を強引に呼び出してしまいました。 そして
「○○行きの電車は来るんですか!? しかもさっきから2回も電車に乗れなかったんですよ! もっと置くに詰めてくれとか何とかアナウンスしてもらえないんですか?」
と詰め寄る。 ちなみに、アナウンス云々は日本の、「中ほどへ一歩お詰め下さい」 のアナウンスを参考に私が提案(笑) 職員は 「それは私の管轄外なのでできませんが、電車のドアを長く開けておくようにはします。」 と言った。
次に来た電車は私たちが待っていた電車で、超満員。 今度こそは乗り過ごすまいとホームに入ってくる電車の扉の位置にあわせて走る(笑) こっちの電車は日本の電車と違って停車位置が決まってないんですよ。 今日彼に聞いて始めて知りました。 私と彼は半ば強引に乗り込む。
何とか乗り込めた私たち。 そしてまだ乗ろうとしているほかの乗客。 またまた半分切れている彼が怒鳴る。
「(ピー:放送禁止) もうちょっと詰めろよ!! それぐらいのスペースあるだろ!!」
そしてのそのそと一歩詰める通路の乗客。 入り口付近はまさに鰯、いや、ゴンズイのような状態になっているのに、通路の人は新聞を広げて読んだり、のんきに携帯をいじったりしている。 滅多にプッツンすることのない私も、これにはさすがにカッと来て、
「もう1歩でいいから詰めなさいよ!! スペースはあるでしょうが!! こっちはパンパンで危ないのよ! 他人のことも考えなさいよ!!」
と怒鳴る。 これがスペイン語だったら万々歳なわけですが、もちろん私にそんなことが言えるレベルがあるわけもなく、残念なことに英語。 一瞬その場が 「え???」 な空気だったらしい(←彼談:恥) んなこたぁ知らん。 言いたいことを言っただけ。 日本語で言ったら恐ろしく汚い言葉になりそうだったからやめた(爆)
そして私たちの前には、大量の服と大きなカバンを抱えたアフリカ系の家族がいました。 そしてその中のお母さんらしき女性も私の後押しをするような形で、何か行ったんです。 そしたら、突然みんながその人に集中砲火を浴びせ、パンパンのカバンを叩き、満員どうこうよりも罵り合いのようになってしまったんです。
で、その家族の女の子が私に、
「$&%#"`$@」 (閉所恐怖症の人がいるんだって。←彼、訳)
……ふざけんな……
こっちにだって、おるかも知れんやろ……
いい大人が自分のことしか考えられんのか!!!!! と心の中でマジぎれ。 どうせ言ってもムダだしね。 でもマルには愚痴り続けた。 多分、英語の分かる人が聞いてたら、私の人間性が疑われたと思う。 今までの人生で一番多く汚い言葉を使った日じゃないだろうか…
でもその後に芽生えた一体感は素晴らしいものでした(爆) 入り口付近の人たちの助け合い精神と一体感は、海外での経験として語るに素晴らしいものでした(笑) 言葉が上手く通じない人同士でも、一体感って感じられるものなのね… 人間って素晴らしい(笑)
そして何とかプレミアに着き、止めてあった彼の車に乗り込んだときの疲れ具合ったら…お互いしばらく 「疲れた…」 しか言えず、しばらくエンジンをかける気力もなかった(笑)
こんなワーストな一日。 後々ネタとして絶対に生きてくると思う! いい経験だぁな。 まったくもって、無駄な一日だったけど(笑)
by green_banana
| 2006-10-28 06:40
| スペイン